素材にも製法にも妥協はなし!
コープ自然派自前のパン工房だからこそできる
美味しさ・あんしん・手ごろな価格!
北海道産小麦「春よ恋」を使用。
よつ葉牛乳がたっぷり
(仕込み時粉対比30%)入った
ふわふわでほんのり甘い仕上がり!
耳までやわらかです。
毎日食べられる価格で!
ほんとうのパンの
おいしさと安全性を追求
国産小麦を使った安心・安全でおいしいパンが食べたい!
こんな組合員の期待が高まる中、どこも作れるところがないのなら、自分たちでパン工場をつくろう! とわたしたちは、2014年にコープ自然派パン工房※を設立しました。
「自然派Style角食北海道ミルクパン1.5斤」は、
コープ自然派パン工房の草創期からの人気商品です。
※2020年9月1日より㈱コープブレッドファームに名称変更
国産小麦粉
大人も子どもも大好きなパン。
だから知っておきたい
小麦の農薬「汚染」のはなし
パンやうどん、お菓子などに使われる小麦の約9割は外国産。小麦製品は食卓に身近な存在ながらその多くに輸入小麦が使われています。農林水産省が行った輸入小麦の残留農薬検査(2021年度)では、米国・カナダ産小麦の9割以上から「グリホサート」が検出されていることが明らかに。農民連食品分析センターが、輸入小麦を使った市販の食パン製品で残留農薬検査をしたところ、高い検出率で除草剤の成分「グリホサート」が残留していることが確認されました。海外の小麦生産ではグリホサートの使用が常態化していることを示す驚くべき結果です。グリホサートは2015年にWHOの専門機関(IARC=国際がん研究機関)によって発がん性物質に分類され、米国の訴訟では、がんの一種である非ホジキンリンパ腫発症との因果関係を認め、巨額の賠償金支払いを命じる判決が相次いでいます。
この輸入小麦の”汚染”の背景にあるのは、米国・カナダで小麦や大豆の栽培で一般的に行われるプレハーベスト(収穫前)という農薬の使い方です。プレハーベストは収穫直前に農薬を散布することで、「作物を枯らす(実を乾燥させる)ことで収穫効率を良くし、乾燥を早く進ませる」目的で行われています。
国産小麦にはプレハーベスト農薬は使われていません。
コープ自然派は、「食」の安全を確保し、「食」を支える日本の農業を守るため、国産小麦にこだわっています。
※グリホサートに関する詳細はこちら。
※コープ自然派ではグリホサートに関する学習会を開催しています。学習会の様子はこちら。
よつ葉乳業(北海道)の乳製品
(バター・牛乳)がたっぷり!
これ、自前のパン工房だからこそ
できるんです!
わたしたちが長年「産直関係」を築いてきた
生産者の原材料を使ってパン作りをしたい!
そんな想いが詰まったのが
「自然派Style角食北海道ミルクパン1.5斤」。
生地に産直の「よつ葉牛乳」をたっぷり
(仕込み時粉対比30%)加えることで、
水だけで作るパンよりもふんわりソフトに!
よつ葉バターとの相乗効果で、
ほんのりした甘く、
ふわっとミルク香る食パンになりました。
牛 乳
乳牛のえさまで非遺伝子組み換え(分別管理)です。
コープ自然派が長年、「産直関係」を築いてきたよつ葉乳業のUHT牛乳を使用。牧草、非遺伝子組み換え(分別管理)のとうもろこし、大豆粕等の飼料を使う酪農家で生産された北海道十勝産の生乳のみを使用しています。
バター
風味豊かな豊潤な味わい。
よつ葉無塩バターを使用。北海道の「生乳」に何も足さずにつくるからこそできる他を圧倒するミルク感と濃厚なコクが自慢です。「自然派Style角食北海道ミルクパン1.5斤」に使う油脂は贅沢にもよつ葉無塩バターのみ。トーストすると上品な香りと芳醇な味わいがさらに広がります。
砂 糖
コクのある味わいとまろやかな甘み。
自然派Style種子島洗糖を使用。砂糖は「原料糖」を精製し、不純物や色素を取り除いてつくられます。白い砂糖ほどこの工程が多いのですが、自然派Style種子島洗糖はそれを最小限におさえることで、さとうきび本来の色合い・風味を生かしています。だから黒糖に近く、白い砂糖(精製糖)よりもミネラルが豊富!
また日本では、砂糖原料の約7割が輸入という中、自然派Style種子島洗糖は、鹿児島県種子島産のさとうきびに限定しています。
※自然派Styleはコープ自然派のプライベートブランドです。詳しくはこちら。
塩
まろやかな深い味わい。
メキシコの天日塩を平釜でゆっくり炊き上げ、国産にがりを加えた塩「海はいのち」を使用しています。
無添加※の
“ふわふわ”“しっとり”が
明日もつづく。
米粉の湯種仕込みで
さらにおいしくなりました。
「自然派Style角食北海道ミルクパン1.5斤」は、添加物に頼らないシンプルなミルクパン。ふんわり食感とミルキーな甘さが大人にも子どもにも大人気です。
そんなミルクパンが2024年9月、さらにおいしくリニューアルしました!
これまで以上にしっとり、やわらかな食感を目指して、辿りついた製法は“米粉の湯種仕込み”。お米のチカラで時間が経っても柔らかくおいしくお召し上がりいただけます。
※加工助剤・キャリオーバーを除く
湯種とは、使用する粉の一部に熱湯を加えて捏ね、一晩寝かせた生地のことです。
糊化した状態の湯種を本捏ねの際に捏ね合わせて焼く製法のことを、湯種製法といいます。
湯種製法は一般的には小麦粉で湯種をつくりますが、コープ自然派では米粉に熱湯を加えて湯種をつくっています。湯種を60℃以上で捏ね上げることで米粉のでんぷんが糊化し、一晩寝かせて水分がしっかり入ることで、もっちりしっとりとした食感を作ってくれます。
さらに特筆すべきは、この食感が3~4日持続すること。この製法で米粉の比率を10%まで増やすことができました。
生協のパン革命!?
焼き立てパンもお届けします。
コープブレッドファームでは、組合員さんからの注文を受けてからパンを焼き、翌日にお届けしています。
完全受注生産で原材料にロスが少ないから、毎日利用しやすい価格も実現!
さらに、「自然派Style角食北海道ミルクパン1.5斤」は、お届け日当日製造の焼き立てパン※もお届けできます。
※自然派スタイル定期便を除く
すべて国産小麦でつくっています。
※コープ自然派パン工房は2020年9月1日よりコープブレッドファームに名称変更しました。
「オーガニック、しかもお手頃」
を目指して
有機JAS認証のパン
日々の食卓に「国産オーガニック」が並ぶ、「誰もが有機農産物を食べることが出来る社会」をコープ自然派は目指しています。
世界的規模で見てみると、有機農業の取組面積は過去15年間(~2022年)で約3倍に拡大。
全耕地面積に対する有機農業取組面積割合は約2%(2022年)になる中、日本の耕地面積に占める有機JAS圃場の面積割合はわずか0.7%と伸び悩んでいます。※1日本は世界的に伸びる有機農業で後れを取っているといわざるをえません。
コープ自然派は、お米と並んで日本人の生活に定着しているパンに使われる小麦を 「国産オーガニック」に変えることが日本でオーガニックを拡げ、日本の農家を元気にすることにつながると考え、2017年にコープ自然派パン工房を拡張。有機JAS認証のオーガニックパンの製造ラインを完成させると共に国産有機(オーガニック)小麦を確保する取組を進めてきました。その中で出会った北海道の有機農家とは小麦だけでなく、その畑で輪作※2されるすべての農産物を買い支えることを約束。
日本のオーガニックの課題と向き合いながら、毎年国産有機(オーガニック)小麦を使ったパンの製造を増やしています。
※1 農林水産省「有機農業をめぐる事情(令和6年9月)」より
※2 連続して栽培すると病害虫が出やすくなるため、小麦の他、てん菜・豆類・じゃがいもと合わせてうまく育つ、多面サイクルを考えて栽培する方法